1日には諸聖人が、2日は故人が現世を訪れる、カトリックの祝祭。前日夜から家族や友人達が集い、亡き人の思い出を語り合います。
オルガは金曜日からエルヴィラの家に詰めて、パンを作っています。タリハでは各家庭でTurcoという故人を模した人形や登ってこれるよう梯子をかたどったパンを始め、故人の好きだったものを全てテーブルに並べます。聖霊となった故人は家族はじめ関わりのある家を訪ねてまわり、また天上における友人を招待しあうとのことで、たくさんのご馳走が用意されます。
VickyとNegrito |
Uvas |
ぶどう畑 |
慌ただしく友人たちが去った夜、オルガとともにcementerioへ。国民の95%以上がカトリックであるボリビアでは土葬が一般的。と考えるとちょっと怖い気もするけれど、薔薇や花輪で華やかに飾り付けられ、明かりを灯したお墓はとても美しい。1日は夜中12時まで墓で過ごすのが慣習とのこと、多くの人が椅子を持ち込んだり、墓の縁に腰かけて話しこんでいる。今年は見れなかった大文字の送り火。お盆のお墓参りのかわりに私も手をあわせました。
夜のcementerioは人でいっぱい |
お墓のマンション?それぞれの窓に生花が飾られる |