2010/07/15

任地到着!

7月14日午後4時、タリハ着。
少しばかり緊張して空港の扉をくぐると
カウンターパートと大家さんのオルガが待っていてくれる。

いよいよ、スペイン語のみ、ボリビアの人々との生活が始まる。
期待と不安と。

空港から車で15分。家は町の中心地にあった。
ラパスから来た目には寂しいくらいの静かな町。
石畳の道に沿って、コロニアル風のオレンジ色の瓦に白や水色やベージュ色の壁をした家々が連なり、明るいピンクの花をつけた木やレモンがたわわに実る木々が舗道に植えられて美しい。
町の中心地は小さく、どこへでも歩いていけそうだ。

オルガの家は4階だての建物の二階にある。
そのうちの1部屋を間借りすることに。
青と白を基調に小花の散ったベットカバーがかったベット、本棚、クローゼットは簡素だが清潔な印象で一目で気に入った。窓も三角や四角が組み合わさった形でかわいらしい。目の前のトイレつきバスは私専用ということで、気を使わずに過ごせそう。この他、バス付き寝室(オルガの部屋)、物置兼用の寝室、大きな居間と台所、そして明るいテラス、その奥に客用の洗面所兼洗濯機置き場がある。


建物のそれぞれの階をオルガの姉妹が所有しているけど、ここに実際住んでいるのはオルガだけ。
1・3階は人に貸していて、アメリカ人夫婦やボリビア人親子が住んでいる。
そしてベースメント(地上と同じ高さ)にある部屋には甥・姪が、
4階には息子夫婦が住んでいて、孫娘がいる。

この日早速犬のChepaを連れてやってきた。
大好きなおばあちゃんの家に同居人ができることにはちょっと葛藤があった模様。
それでも、ようこそのキスをしてくれた。
カナダで最初にお世話になった友人の息子Sashaがひどくやきもちを焼いたことを懐かしく思い出す。

小学校の先生であり、世話好きで料理の上手なオルガはスペイン語のあやしい私相手にも忍耐強く、同義語をたくさん使って話してくれるのでわかりやすい。1日のうちalmuerzo(昼食)が主要な食事のため、コーヒーとパン(私はそれにハムとオリーブを添えて)のあっさりした夕食を一緒に食べながら、おしゃべりをした。

職場への不安はまだ続くけれど、優しい大家さんの存在にほっ。
明日からの日々を待ち望む気持ちに☆
みんな同じ気持ちなのかな。
ボリビアの仲間も、そして遠い国で同じ夜を迎える同期たちも!

よい夢を! Buenas noches!