2010/06/25

サンタクルス



早朝ボリビア到着。
到着後にスーツケースの破損が見つかったり、TSAロックつきの新しく買ったベルトがなくなっていたりして(アメリカン航空&アメリカ税関はとてもひどい!)、テンションはだいぶ下がった。けれど、これがボリビア第一歩。めげてはいられない。

バスで40分ほどでサンタクルス市内に到着。着いたホテルは超豪華。あまりの豪華さにみな、これ、ほんとにいいの?とたじたじ。とはいえ、3週間あまりの贅沢、楽しむことに。
昼、ホテルの前のレストランへ。
ボリビア料理のおいしこと!
量の多いこと!
こわごわとサラダも食べる。
今回はおなかを壊したくないもの。
午後早速着任オリがはじまる。
夜は韓国料理を事務所次長にごちそうしていただく。
とても眠い、けれど楽しかった。感謝。
これが始まりのけじめ。
ボリビア隊員85人の一員となった実感。
次の日、続けて着任オリ。
午後は医療オリ。個人面談の合間にサッカー観戦。
日本ーデンマーク戦
3-1の大勝利。
Super!!
その後の素敵な体験。
ケチュアの本がほしくて入った小さな本屋で、
Paulo Coelhoの本をたくさん発見。
Once minutosを購入。
店には店主らしきおじさん、バイト?の女の子、飲んだくれたお爺さん。
お爺さんはあまり口がきけないらしくて、身振り手振りであーとかうーとか
しきりしゃべっている。最初はおじさんが飲んでるやつはでていけ
とでも言っているのかと思ったけれど、
実はDVDを売りに来ていた模様。
女の子が丁寧にお爺さんと数や値段の交渉をしている。
Coelhoの本の値段をおじさんに聞くと、女の子に聞けという。
店主ではなかった??
15ボリ。約180円。
20ボリを出すと、お釣りがないといわれる。
結局女の子が、両替にいってくれた。
その間、お爺さんがしきりに何か言っている。
すると、おじさんが日本人か?サッカー勝ったろう?
と言っている、と教えてくれる。
そうだったの!!
お爺さんは嬉しそうに、棚から本をとって赤い表紙を指さし、
シュッと首をきる真似をして、大きな声をだして両手をあげる。
何度も。
最後に握手して。
お爺さんとのやり取りも楽しかったけれど、
はっきりと話すこともできない、一見飲んだくれにしか見えないお爺さんへの
おじさんと女の子の優しさに何より心が暖まりました。
あちこちのレストランで、カフェで、広場で、人々がサッカーを観戦している。
ボリビアはでているわけではないのに、さすがラテンの国。
みんなサッカー好きだ。
夜は担当医師に会ったあと、保健師さんとイタリアンレストランへ。
とっても楽しい方でした。
これで二日目終了。